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2010年09月29日

訃報

せどり心中のブログを書かれ、私が主催したオフ会に二度も参加頂いた宮城県のDD書房さんの弟さんから、先ほど電話があり、ご本人が9月22日に急病で急逝されたとご連絡を頂きました。
ご家族にとっても本当に突然のことだったようです。
奥様とお話をさせて頂き、彼にはネット上の友人がたくさんいて、急逝されたことを知らないはずなので、私のブログに書かせて頂き、沢山の人とともに偲びたいと申し上げ、ご了承頂きました。

DD書房さんのブログ「せどり心中」

DD書房さんとの出逢いは、今年4月名古屋で開催したオフ会です。
まさか、仙台から来る人がいるとはと驚きでした。
彼にとっても、オフ会に参加するのはかなりの勇気がいったことのようで、ブログには次のように書いて頂いています。

>そういえば、エーブックさん主催の名古屋せどりオフ会が4月に前倒しになったみたいですね。
うーん、参加どうしようかなー。
参加すれば、確実にまた世界が広がり、今後活動する中でのお金に換えられない有益な情報も得られると思いますし、それだけ貴重な経験になるだけに、真剣に悩んでおります。

この後、思い切って申し込んで頂き、仙台からバスを乗り継ぎ、名古屋まで来て頂きました。
名古屋のオフ会では0次会の名古屋せどりツアーから参加。
クルマが別だったのであまり会話ができませんでしたが、充実した顔でお店を見回していたのをよく覚えています。
オフ会メインの一次会では全国の強者たちとせどり話で盛り上がり、深夜遅くまで続いた2次会にも参加頂きました。

7月に東京周辺の人だけに案内を出したつもりの大江戸温泉オフ会も、どこで見つけたのか応募頂き、参加して頂きました。
結局、土曜日に大江戸温泉で泊まり、日曜日にブックフェアに行き、また夜は飲み、月曜日は神保町に出向き、2泊3日の珍道中の友となりました。
この時はDD書房さんの大学時代の頃の話、テレビ番組のADだった頃の話、芥川賞作家の友人の話など、印象深い話を沢山お聞きしました。
ヒッチハイクで全国まわったとも言ってましたね。
どうやら、DD書房さんと私はかなり経歴が似てるということで、より親近感もわき、発言にもより注目するようになっていました。
しかし、読書体験がはるかに違うようで、教養の深さが明らかにDD書房さんの方が上。嫉妬も感じないほど、すげーなぁと感心するばかりでした。
組合の加盟も考えられていたようで、じゃあ、次会うのは東京の市場かなぁ、なんて話をして別れたのが最後になってしまうとは・・・。
最近のブログを見ても、かなり充実した気持ちでネット古書店の毎日を過ごされており、新しい事業展開もいろいろと構想があるようで、より一段とたくましくなって、再会できそうだなぁと楽しみにしていたのですが、ただただ、残念です。

DD書房さん、わざわざ、私の呼びかけに仙台から名古屋まで来てくれて、ありがとう。
鶴亀堂さんのハイエースの座席のない荷台の床に横に座りこみ、移動したよね。
忘れないよ。



でも、まだ、信じられないな。



ご冥福をお祈りします。。。




mixiに掲載されていたDD書房さんのプロフィールです。

仙台の高校を卒業後、東京の大学で哲学・思想・宗教学などを学び、なんとか5年で卒業。

その後、TVの製作会社に就職。

退屈さに耐えることができず、3年で退職。

エロ本の出版社に転職。
寝る間もないほど忙しく面白かったが、体がついていけず、半年ほどで辞めました。

その後、東京からヒッチハイクで南下し、沖縄に到着。やってみましたが、船はヒッチハイクは無理でしたorz。
約3ヶ月八重山で暮らす。
八重山は遠すぎて、田舎が心配になり帰郷(少しホームシックもありました)。
地元でそろそろ平凡に暮らそうと、中堅商社に総合職で中途採用。

ちょうど2年前、リーマンショック発生。
会社の業績がた落ち。
毎日朝6時〜てっぺん越えまでひたすら働き、赤字だとわかりきっている仕事を思考停止して続けました。
そしてある日当然、燃え尽きました(笑)。

真っ白な灰になり、廃人としてその後1年くらい、無為に過ごす。

廃人生活をしてる時、ネットで本が売れることを何かで知る。
思ったよりも売れ、ネット書店をはじめる。

持ち前の愚直さでもって、阿呆の如くせどってたら、せどりをきっかけに何故か次々面白い商売を発見、そして日々実践しました。
どれもなかなかよいあたりでした。

せどりをはじめてから現在で1年半。もう仕事をしなくても慎ましく倹約して生活すれば、何とか、アバウトですが、大体20年くらいは食べていけるかなー、と思い、元々働くのが好きではないので、セミリタイアしました。

予定があるのがイヤで、商売をやっていた時に入ってた予定を次々消してたら修正テープがさっきなくなりました(苦笑)。
posted by A at 00:51| Comment(16) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
私より4歳も年下なのに…
幼稚園の娘さんもいるのに…
35歳迄にはって、色々な目標を掲げられていて
その道半ばで…
信じられないです。
Posted by kuma_books at 2010年09月29日 01:01
「私は心臓が余りよくないし、家系的に酒呑みの男連中は心不全で布団で冷たくなってるパターン」とブログにあったからそのパターンだったんだろうか・・・。
Posted by 通りすがり at 2010年09月29日 02:06
ショックです・・・
Posted by nikutai at 2010年09月29日 09:34
早過ぎますよ。
来月、飲む約束をしてたのに…
まだ、信じられません。
ご冥福をお祈りします。
Posted by ラスカル at 2010年09月29日 10:18
注目していた方でしたので
ショックで言葉もありません

ご冥福をお祈りします
Posted by せどり夫人 at 2010年09月29日 12:09
彼とは名古屋オフ会で、最初の年齢順に座った席で隣同士でした。
ブログ読んでますよ〜と話かけたのを覚えています。
あの時は楽しい時間をありがとうございました。
Posted by N at 2010年09月29日 12:55
名古屋オフ会の0次会では車中ずっと隣でした。
私もオフ会には初参加で、最初に話をしたのがDD書房さんでした。
次回のオフ会もまた会えることを楽しみにしてましたが・・・ショックです

ご冥福をお祈りします。
Posted by S at 2010年09月29日 16:01
不自然なブログの休止宣言及び其の直前の不可解な文章、ブログを休止したにもかかわらず他の有名ブログへの頻繁なコメント投稿(その際のテンションの高さは、ちょっと変な感じで不吉な前兆だったと思えてきます)など、展開に正直違和感は覚えていました・・・

ただ、まだまだお若いのに、ご家族がいらっしゃるのに・・・と絶句です。
Posted by KGB at 2010年09月29日 23:44
エーブックさん、先日は急な御連絡にもかかわらず、御親切に教えて頂きありがとうございました。

家族共々大変感謝しております。
Posted by DD書房の弟 at 2010年09月30日 00:17
名古屋や東京のオフ会でさまざまな体験談を聞かせて頂き、組合に入られたら東京の市場でお会いできると楽しみにしておりましたので、ご逝去の知らせを受け、ただただ、驚いています。

心よりご冥福をお祈りいたします。
Posted by 鶴亀堂 at 2010年09月30日 01:59
みなさん、コメントありがとうございます。
ご家族にお伝えします〜と書こうと思ったら、弟さんからもコメント頂いておりました。


この仕事に嫌気がさしてきた時、
この仕事がいい加減になってきた時、
この仕事をなまけたくなった時、
この仕事をしたくてもできずに逝った友の無念を思うことにします。
Posted by A at 2010年09月30日 05:14
ネットを通じて色んな人と交流していけばいつかはこういった別れを経験することもあるかと思ってましたがこうも近くて遠い(遠くて近いとも言えるでしょうか)大事な方をなくしてしまうのはつらいですね、ご家族や親しくお付き合いのあった方のご心労はより深いものがあると思います。

dd77さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
Posted by コセックン at 2010年09月30日 06:45
エーブックさん、先日は大変お世話になり、本当にありがとうございました。
コメントを下さった方々、ブログを愛読して下さった方々、主人に関わって頂き、深く感謝しております。あまりにも短い一生でしたが、かけがえのない貴重な経験をさせて頂いたことで、主人の人生もより充実したものとなったと思います。
生前、名古屋のオフ会や古本屋開業講座に行った際の話を、帰宅後嬉しそうに話していたのを思い出します。
本が好きでせどりが好きで、一生懸命自分や家族の為に頑張ってきた主人を思うと、志半ばで逝ってしまった無念は計り知れませんが、私が引き継げる部分は多少なりともありますので、主人と一緒に学んだ事は、これからも生かしていこうと思います。
今は体の半分が無くなってしまったような深い喪失感で気落ちしておりますが、幼い娘の為に必死で頑張る所存です。
皆様が主人をもっと知りたかったと思ってくださった事、本当に嬉しくて涙が出ます。主人もきっと喜んでいると思います。

本当にお世話になりました。
Posted by DD書房の妻 at 2010年09月30日 21:07
弟様、奥様
まだ心の整理がつかない中、コメントを頂き、ありがとうございます。
一度ゆっくりと、彼がどんな考えを日頃持ち、どんなことをやろうとしていて、どんな志を持っていたか、お聞かせ頂ければと思っています。
Posted by A at 2010年10月01日 05:33
今、初め知りました…。
DD書房さんとはツイッターで
交流させて頂きました。
お会いする事は出来ませんでしたが
彼が書くブログやツイッターの文章はとても魅力的で
毎日、チェックしておりました。
そのうち、何処かで一緒にお酒でも飲めればと
思っていただけに、とても残念です。

ご冥福をお祈り致します。
Posted by いわよし書店 at 2010年10月02日 16:42
亡くなられたのは、あと数日で34歳の誕生日を迎えるはずの、33歳だったそうです。
Posted by A at 2010年10月05日 11:11
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